皆様こんにちは、クラブ・シェルシュール事務局の西川です。
先日は、ボディーソープの初の改善策検討会議でした。
モニター様への最初の試作
社長:ボディーソープの開発は断念します。
西川:えぇっ!?まだ試作品1つ目ですよ?こんなに早く挫折していいんですか?ねえ、中村さん!
中村:実は私も、、、社長の判断に賛成です。
西川:ええぇぇーーっ!中村さんまで?そんなにアンケート結果、悪かったでしたっけ(汗)
中村:いえ、それほど悪くはないんですよ・・・
アンケート結果は?
中村:アンケートでは、モニターさんのほとんどが肌の感想にお悩みでしたが、半数以上の方が、「乾燥しにくくなった」と回答してくださっています。
社長:しかし、いつもと「変わらない」という回答も35%を超えており、少なくありません。
中村:そうなんです。泡立ちも「満足・普通」で半数を占めていますが「不満」も40%を超えています。
自由回答でも、
もう少し泡立ちが良いといいなーと思いますが、おおむね満足しております。
泡立ちはもの足りないかなぁと思いました。もう少し泡で洗いたい…洗ったあとは乾燥がマシな気がします。
中村:悪くはないけど、これじゃなきゃダメ!という感じでもないんですよね・・・他の試作品だと、絶賛派とバッサリ派と、大きく分かれることもあるのですが。
泡が持続しなくても、手で優しく洗えば、泡持ちが少し悪くても問題なく使用出来ると思いました。
中村:モニター様が気を使ってくださっているなって・・・これでは「ずっと使っていただく」ことは難しいなと感じていました。
最高のボディーソープを開発できたとしても「コスパ」を考えると・・・
中村:使用量が増えるため、価格を気にされる方も多かったですね。
ボディ用のものなので、量や価格が気になります。
社長:私は以下のモニター様の素直な感想に納得させられました。一般的なボディーソープに太刀打ちできないなと感じていたんです。
私は極端に肌が弱い方ではなく、普段ミノンの全身シャンプーを使っていて、価格面ではミノンをとってしまうと思います。
社長:製品開発のために、他社商品をいくつか購入して使ってみたところ、LIONさんの「hadakara」という商品の、その洗い心地と価格のバランスに、これは勝てないなと思いました。
西川:え?商品名出しちゃっていいんですか・・・社長のそういう、オープンで正直なところが好きですが。
社長:泡立ちを改善したり、肌への優しさや使い心地を、他社製品に負けないように開発する自信はあります。しかし、そうした場合、一般的な製品の何倍ものお値段になってしまうのです。
それでは、皆様が求めてくださる商品とはかけ離れたものになってしまい、お客様にとっても、会社にとっても、望ましい方向性で
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社長のいきなりの発言にはびっくりしましたが、大いに納得しました。
モニターになってくださり、真摯にアンケートに答えてくださった皆様には大変申し訳ございませんが、今回を持ちまして、ボディーソープの開発を終了させて頂きたいと存じます。
ご期待に応えることができずに大変申し訳ありません。
本件に関してご質問やご意見などありましたら、この記事へのコメントやお問い合わせフォームなどで頂ければと存じます。
引き続き、ノンオイルジェルと、なかなか発売の決まらないCCマトリックスの開発を進めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。